Rider&Guide Voice -Shohei Sasaki-


-GENIUS- Standard/Carbon

このスキーはとにかく太いです。そして驚くほど扱い易く、速い。

現在センター幅130mmとここまで太いファットスキーを展開しているブランドは少なくなりました。その理由は滑り易いパウダースノーしか楽しめなかったからではないでしょうか。

しかしGENIUSは違います。

森に積もったふかふかの雪、アルパインエリア特有の密度の高い雪、日射の影響を受けた重めの雪。山に降り積もった雪は刻一刻と姿を変え、滑り手を楽しませてくれます。中にはクラストと言って、昇温や日射、風、雨などの影響を受けた非常に滑り辛い雪へと変化することもあります。そのような多様な雪質を楽しむことができるかどうかはスキーの形状や性能が大きく関わってきます。


Makoto Asakawa

Photo:Joe Kobashi


ピンテールという尖ったテール形状をしているGENIUSはターン後半の抜けが良く、クラストした雪でも驚くほどターンがしやすいです。「GENIUSは見た目より取りまわしし易く速いですよ。」

よく聞くGENIUSの説明ですね。

確かにその通りで素晴らしいです。だけれども僕がGENIUSを推す1番の理由は対応できる雪質が多いこと。言い換えると楽しめる雪質が多いということです。12月末から3月中旬までGENIUS1台で思う存分楽しんで頂けます。そして対応できる雪質が多いということはより安全にバックカントリースキーを楽しむことにも繋がるはずです。

しかしセンター幅130mmと太さがある分、固い斜面、アイスバーンはエッジグリップが甘くなり、一回り細いファットスキーに比べるとターンが大変に感じます。降雨後からの気温低下などハードなコンディションが予想できる時はGENIUSではないスキーを選択するのがベターです。そしてもう一点、スキーアイゼンを装着しなければ登れない雪質だとスキーブーツの中で足が捻れてしまい、靴擦れを起こしてしまいました。風のよく通る雪が固い尾根を登ってバフバフの沢を滑るというエリアに行く場合は予め靴擦れ対策はいつも以上に必要となります。


Kenji Kono

Photo:Takanori Ota


GENIUSにはカーボンモデルとスタンダードモデルの2種類があります。カーボンは軽くて速いです。より速いスキーをお求めの方はカーボン一択でしょう。軽さを求めてカーボンは、、、。正直驚くほどの差はないと思います。カーボンの方が求められるスキー技術は高いです。ご自身の技術と相談ですね。


GENIUS Carbon

SIZE: 193 185

SIDE CUT: 155-130-140

RADIUS: 37(193)   33.3(185)  



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GENIUSの雪質への対応力や新雪での浮力の大きさに惹かれた方にはスタンダードをオススメします。次に長さについてです。ツリーランが多い方は185cm。利尻や白馬などのアルパインエリアによく行かれる方は思い切って193cmを使ってみて下さい。どちらにも言えることは滑ってみると実際の長さほど長く感じません。


GENIUS Standard

SIZE: 193 185

SIDE CUT: 155-130-140

RADIUS: 37(193)   33.3(185)  



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-POLARVE- Standard/Light


よく「乗りこなすの難しいんでしょ。」と言われるPOLARVE。正直なところ誰でも扱える簡単なスキーではないように感じます。ぼく自身も初日は全く乗りこなせませんでした。カタログには「小気味いいショートターンを持ち合わせる。」と書いてあります。ラディウス25mでショートターンかい。と軽くツッコミを入れて小さめのターン弧で滑り出したPOLARVE2日目。もう最高。テンション爆上がりでした。ラディウスはあくまでサイドカーブから計算したアバウトな数値。


Ken Hirose

Photo:Tempei Takeuchi

スキー板の撓みをしっかり感じることができて、まるでトランポリンでもしてるかのような滑走感。急斜面の高速域でも全くバタつくことがなく、どこまでもスピードを出していける安心感がありました。パウダーはもちろんのこと、アイスバーン、ゲレンデまでまさに1台でどこでも楽しむことができるオールマイティなスキーです。ただ繰り返しになりますが、誰でも扱える簡単なスキーではないように感じます。しかし決して難しいのではなく、基本に忠実なスキーといった印象です。基本的なスキー操作が身についてる方でしたらすぐに乗りこなすことができると思います。むしろスキーの楽しさを再認識し、滑り手をネクストレベルに引き上げてくれる素晴らしいスキーです。自信を持ってオススメします。


POLARVE Standard

SIZE: 186   180   175

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS:  25(186)   23(180)   21.5(175)

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POLARVE Standard JAZZY SPORT

SIZE: 186   180   175

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS:  25(186)   23(180)   21.5(175)

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POLARVE Standard for Women

SIZE: 175  164

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS: 21.5(175)  18(164)

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POLARVE Standard JAZZY SPORT for Women

SIZE: 175  164

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS: 21.5(175)  18(164)

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一方、ターンのきっかけを上体の先行動作や、重心を内側に倒すことで掴んでいる傾向の強い方はやはり難しく感じるかもしれません。

すでにポラーブをお持ちの方でなかなか乗りこなせていないなと感じている方はショートからミドルターンぐらいのターン弧でターンの導入部分で意識的に外スキーに自ら働きかけてみて下さい。繰り返すうちにきっと今までにない感覚のターンが出来るようになるはずです。

スキー技術に自信がないという方はPOLARVE Lightをオススメします。ポラーブからメタルを抜いた扱い易いモデルです。スキー自体の重量も軽く、登りと滑りのバランスが取れたとても素晴らしいモデルです。


POLARVE Light

SIZE: 186   180   175

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS:  25(186)   23(180)   21.5(175)

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POLARVE Light JAZZY SPORT

SIZE: 186   180   175

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS:  25(186)   23(180)   21.5(175)

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POLARVE Light for Women

SIZE: 175  164

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS: 21.5(175)  18(164)

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POLARVE Light JAZZY SPORT for Women

SIZE: 175  164

SIDE CUT: 135-107-125

RADIUS: 21.5(175)  18(164)

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VECTOR GLIDEは妥協なき物創りをスローガンに製品開発を行っているブランドです。上級者のためのスキーブランドと思われている方も大勢いらっしゃいますが、どのレベルのスキーヤーにも楽しんで頂けるモデル数の豊富さがVECTOR GLIDEの魅力だと思います。山から競技スキーまで、ディープパウダーからピステンバーンまで必ず皆さまのスキースタイルにぴったりのモデルが存在します。スキーがより楽しくなり、人生がより楽しくなる。VECTOR GLIDEは皆さまの豊かなスキーライフに寄り添い続ける最高のブランドです。





Text:Shohei Sasaki

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