Rider & Guide Voice -Rina Nagai-

-GENIUS Standard-


毎日山を登って滑る仕事をしている私にとって最強のパートナーである。

この太さをもってこの対応力の深さは、唯一無二と言っても良いだろう。

スキーはマテリアルスポーツだから、状況に合わせてそれに特化したスキーをチョイスする。

でも山の中では山頂からベースまで同じ雪質と言うことは全くない。その場合にはどこに重き

を置いてチョイスすればよいか。私は15cm以上の新雪があり極端にアイシーでない場合には

GENIUSをチョイスしている。それ以外をチョイスすると(愛するあまり)自分の中で後悔する

から。たった15cmの新雪に底付きしない浮遊感と優越感。この太さと長さを忘れさせて

くれるターン本来の快感。これは体験した人にしか理解してもらえないかもしれない。



当然50cm以上の深い新雪で順調にそのパウダースキーの役割を発揮してくれるが、名前の通り

非凡な才能をもつ他の理由は「クラスト」と呼ばれる悪雪の時だ。ウィンドクラストやサンク

ラストといった最中のような手強い雪質を上手く滑れる人は早々いないだろうが、GENIUSに

乗っていればその不安のほとんどが払拭されるであろう。精神的にも技術的にもこんなに愛が

溢れるファットスキーは唯一無二だと、私は確信している。そしてGENIUSは上級者向きで自分

にはまだ早い、、、なんて考える女性ほど1回乗ってみてほしい。かつて私がそうだったから。


GENIUS Standard

SIZE: 177

SIDE CUT: 155-130-140

RADIUS: 29.8(177)

ショップでこのモデルを見る



-GENIUS Carbon-


深いパウダーで最速を求めるのなら、迷わずカーボン。

縦に縦に落としていきたくなるこのスキーは、止まりたい時や急に地形の変化に出くわしてし

まっても俊敏に動いてくれる、本当に頼もしい1台だ。

スタンダードと共通する点は、大回りも小回りも、ずらしもキレキレのターンも、とにかく楽

しくて楽しくて仕方がない。

ではどのようなコンディションでこのスキーが本領を発揮するかと言えば、より深く、より大

きな急斜面である。膝上ラッセルのような深い日でも、軽量化されたGENIUSは苦もなくすぅっ

とスキーが出てきて沈まない。体力を温存したまま、目的の斜面で思い描いたラインを刻むこ

とができるという幸せを噛みしめられる。

できればゲレンデアクセスでないバックカントリーで使うことが体には楽なのだが、もしゲレ

ンデを滑って帰るプランだとしたら、春のようなウェットな雪質の日は避けたい。なぜなら午

後パンパンに踏み固まったゲレンデの緩斜面を滑るには、ちょっとしたじゃじゃ馬娘になって

しまうからだ。これはスーパーファット+カーボンでの宿命なのかもしれない。ただしドライ

な雪質であれば、午後の踏み固まったゲレンデでも難なく滑れるのでご安心を。

もちろん厳冬期にフルハイクの山を滑るのであれば、何の躊躇もなくチョイスできる。

既にファットスキーを1台以上持っている人には特にお勧めしたい。歴然とした差を感じられる

だろう。


GENIUS Carbon

SIZE: 177

SIDE CUT: 155-130-140

RADIUS: 29.8(177)

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Text:Rina Nagai

JUNRINA Mountain service

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